■「無料で回収」と言ってくれているのに!

不用品回収について横浜市では「違法業者の廃品回収方法=禁止項目」として4つの点をあげています。

1つめは「トラックまたは軽トラックを使った回収」で、スピーカーなどを使ってやかましく街宣しながら回収することを禁じています。

やかましくなくても、不用品回収にあたって街宣活動を行えば違法です。

2つめは「チラシによる不用品回収」で、“無料にて不用品回収!”などと書かれたチラシを家庭、またはポスト・集合受けに配ることを禁じています。

3つめは「不用品回収を目的に空き地をめぐって回収すること」で、空き地に“不用品引取!”などと表示した立て看板やビラを貼って不用品回収を行うことを禁止しています。

4つめは「Webを使った宣伝・不用品回収」で、たとえばホームページ上に“ご家庭で不用になった品々を無料で回収!”などと宣伝文句を並べて不用品回収を行うことを禁じています。

横浜市には、この禁止例を知った横浜の在住者から、「不用品回収の業者がゴミを無料で引き取る」と言っているのに、なぜ不用品回収業者に依頼してはいけないのかといった問い合わせや苦情も多いようです。

まず利用者として認識しておきたいのは、不用品回収業者といってもボランティアではありませんから“無料”などということはあり得ません。

これは横浜市に限らず全国的に横行している手口です。

必ず無料に見合うだけの何かを請求したり、「コレは無料だが、コレは有料だ」などといって、半ば強引に言いがかりをつけたり、すごんだりして、高額な料金をせしめていきます。

すでに横浜市にはこのようなトラブル相談が多数寄せられています。

悪質な不用品回収業者は、民事・刑事を問わず関連する法律や条例を勉強したりしていますから、法に抵触しないギリギリのところで悪事をはたらきます。

横浜だから特別に厳しいわけではありません。

まず“無料=ウソ、無料=裏がある”ということを肝に銘じておいてください。

「騙されるほうが悪い」と良く言われますが、あなたがそんな立場になることだけは避けましょう。